2022年9月26日月曜日

現代社会問題研究会HPに井上輝子『日本のフェミニズムー150年の人と思想』紹介を掲載

 現代社会問題研究会HPに、井上輝子『日本のフェミニズムー150年の人と思想』(有斐閣、2021)の紹介が掲載されました。平地一郎さん(現代社会問題研究会事務局長)執筆です。

http://gensya.que.jp/gensya_029.htm

御一読ください。


2022年9月14日水曜日

労働者運動資料室第21回総会開催

 労働者運動資料室第21回総会が9月10日に労働者運動資料室およびオンラインのハイブリッドで開かれました。出席者及び委任状で、総会出席者は過半数に達し、成立しました。


佐藤礼次理事からの21年度活動報告では、会報の発行、ホームページ随時更新、『社会主義』裏表紙に毎月「お知らせ」掲載、山川菊栄文庫の整理協力、労資協総会参加、井上輝子さんを語る会(22.3.21)開催協力、「コレコン」などへの会場提供など多彩な活動が報告されました。


活動計画では、会報発行、ホームページ更新、山川菊栄文庫の整理協力、資料室の貴重資料電子化などが提起されました。討論の中で、経費節減の一環として希望者に会報送付を電子化しメールで送付することなどが話し合われました。


総会は議題をすべて承認し、役員は、佐々木克己理事長、瀬戸宏、熊谷重勝副理事長、佐藤礼次理事など全員の留任を決定しました。


このあと、山田敬子氏(山川菊栄記念会)より、旧女性と仕事の未来館の資料について報告を受けました。写真は、パワーポイント資料の最初のページ。



2022年9月4日日曜日

社青同(日本社会主義青年同盟)結成60周年記念レセプション開催

 社青同(日本社会主義青年同盟)結成60周年記念レセプションが2022年9月3日午後6時から日本青年館で開催されました。社青同の結成は1960年ですから本来なら2020年に開催される筈ですが、コロナ禍で2回にわたって延期され、本日の開催となりました。まだ終息していないコロナ禍のため、規模をかなり縮小したとのことですが、それでも会場は126名の参加でほぼ満席になりました。


近藤和樹社青同委員長の主催者あいさつから始まり、社会民主党、新社会党、日本教職員組合各代表、吉川元衆議院議員より祝辞がありました。

次に、西風勲初代委員長よりメッセージが寄せられました。西風勲氏は以前ここでも報告しましたが、現在95歳ですがご健在です。しかしご高齢のこともあり、ご親族が代読しました。


西風勲氏の挨拶は短いものですが参加者に好評だったようです。本ページの末尾に全文紹介します。

このあと、中川博司元社青同委員長(現、長野県会議員、社民党)の発声で全員乾杯しました。乾杯の際には、当日参加の大瀬、吉田元委員長も壇上にあがりました。このほか、I女性会議、朝青同、韓青同、日青協、部落解放同盟、全林野、国労、全日建運輸連帯労組、全労協からあいさつがありました。また日本航空被解雇者労働組合から闘争報告がありました。

最後に、新岡裕太社青同副委員長の感謝のことば、新田康博社青同中央委員の発声で団結ガンバローを参加者全員でおこない、終了しました。

レセプションは短い時間でしたが、社青同が現在も健在であることを示すことができ、有意義なものになりました。現在でも意図的にか社青同はテロ集団というデマをネットで流すものがいますが、それに対する反撃にもなると思います。

*9月8日、『青年の声』結成60周年レセプション報告号外に基づき、加筆。



西風勲初代委員長のメッセージは以下の通りです。

社青同結成六〇周年記念レセプションへのメッセージ

西風勲(社青同初代委員長、元衆議院議員)

 六〇年安保、三池など歴史的闘争の中から生まれた日本社会主義青年同盟が六十年を迎えること、心からお祝い申し上げます。しかも日本の官民青年運動の出発点である日本青年館で行われることは意義深いものがあると言えます。

 実は社青同がまだ存在していることを、うかつにも最近まで知りませんでした。社青同初代委員長として感慨深いものがあります。

 かつては社青同の中でも卒業後も、ずいぶんケンカをしました。当時は対立を当然と思っていましたが、今思うとそんなに違っていなかったし、対立する必要もなかったのでは、と思います。

 統一教会問題など岸田内閣の腐敗とロシアのウクライナ侵略、アメリカ・中国による台湾緊張など人類危機の時代を突破する新しい力がより強い力として大いに戦闘力を発揮することを祈念し、お祝いのあいさつといたします。




2022年9月2日金曜日

2022年度現代社会問題夏季研究集会開催

 報告が遅れましたが、8月27日(土)午後、2022年度現代社会問題研究会夏季研究集会が全水道会館で開催されました。今回は加藤繁秋さん(元衆議院議員)の紹介で小西洋之氏(立憲民主党参議院議員)をお招きし、憲法問題について講演を受け、熱心な討論が行われました。画像は、講演する小西さんです。


なお、研究集会の冒頭、現代社会問題研究会幹事で急逝された加藤繁秋さんに黙祷を捧げました。

 

 

2022年9月1日木曜日

『社会主義』2022年9月号目次

 『社会主義』最新号目次です。一冊620円。紀伊國屋書店新宿本店、大阪・清風堂書店で販売中。社会主義協会でも取り扱っています。


小笠原福司■臨時国会に向けた課題をさぐる

       

特集 国民生活防衛・臨時国会の課題

伊藤剛■「新しい資本主義」にどう対峙するか

渡辺俊哉■政府が率先して賃金・雇用の改善を

鹿倉泰祐■全世代型社会保障と岸田政権

大槻重信■展望なき軍事大国化

大谷竹人■DXの現段階と私たちの課題

 

福山権二■第26回参議院選挙から学ぶ

齋藤憲雄■参議院選挙を終えて

遠藤芳孝■参議院選を通した社民党の奮闘

羽田圭二■参院選を首都東京から戦って

神成武彦■国有林野への民間開放圧力の現状と課題

佐藤学■加害の歴史学び戦争のできる国づくり反対を

山下和英■原水爆禁止世界大会長崎大会に寄せて

中村ひろ子■批評 男女賃金格差は「短時間正社員制度」で解決?