2021年12月6日月曜日

井上輝子著『日本のフェミニズム-150年の人と思想』出版案内

 山川菊栄記念会より、井上輝子著『日本のフェミニズム-150年の人と思想』(有斐閣、2021年12月8日)出版案内が届きました。定価2400円が特別価格で2200円(税・送料込み)とのことです。

日本のフェミニズム

150年の人と思想

井上輝子著


 明治維新後150年の日本のフェミニズムの歴史を,主要な人物や思想に焦点を当てながら,一貫した視点で書き下ろした入門書。1970年代以降を扱う後半は,著者自身のフェミニズムの足跡をまとめる構成となった。



ご注文方法は,以下の3通りとなります。

①当注文書(画像参照)に必要事項をご記入のうえ, 03-3262-8035へFAX送信

②当注文書に必要事項をご記入のうえ,   P D F添付にて, eigyo●yuhikaku.co.jp(●を@に換えてください)ヘメール送信

③メール本文に,「冊数」「ご送付先(住所,氏名,電話番号)」「請求書記載宛名(送付先と異なる場合のみ)」を

 記入して, eigyo●yuhikaku.co。jpヘメール送信

 (件名は「『日本のフェミニズム』特別価格販売申込み」としてください。)


☆特別価格での販売は,上記ご注文方法にて,期間内に,小社へ直接お申込み頂いた場合に限ります。

締切日以降は,定価での販売となります。 【ご注文締切日:2022年3月31日(木)】

☆受注後, 1週開程度でお届けいたします。ただし, 12月は弊社決算月のため,年内の商品発送は12/20受注分までとなります。それ以降のご注文につきましては,2022年|月ワ日以降,順次発送となります。

☆代金は,現品に同封め請求書をご確認のうえ,郵便振替または銀行振込にてお支払いください。

金融機関所定の手数料は,お客様にご負担いただいております。             

☆注文後のキャンセルはご遠慮ください。 


                         

また以下のWANのページ掲載の満田康子さんの文章で、
この本の編集・刊行経過がわかります。







2021年12月1日水曜日

『社会主義』2021年12月号目次

 『社会主義』最新号目次です。一冊620円。紀伊國屋書店新宿本店、大阪・清風堂書店で販売中。社会主義協会でも取り扱っています。

小笠原福司■衆院選を戦い終えて

特集 岸田政権の「新しい資本主義」とは

久保田浩次■岸田政権と対峙する戦線の構築を急ごう

石橋友也■自公政権の新型コロナ対策を検証する

伊藤周平■岸田政権の社会保障政策と今後の課題

飯島滋明■「戦争できる国づくり」にどう対抗するか

福山真劫■野党共闘の到達点と今後の課題


熊谷重勝■社会を支配する独占資本

高田良徳■私たちに出来る有効な戦術とその実践

山崎博■参院選への足掛かりを築いた戦い

石川秀美■「保守王国」島根での戦いから

高久明雄■衆議院選挙・福岡4区を戦ってつかんだこと

和氣文子■『向坂逸郎 著作年表』と『裁判記録』をまとめ終えて

村上久美子■キューバは勝利し続ける

藤岡一雄■書評 『デジタル・ファシズム』


2021年11月21日日曜日

井上輝子さんを語る会のご案内・追悼文の募集

 *山川菊栄記念会からの掲載依頼です。


井上輝子さんを語る会のご案内・追悼文の募集

私たちが敬愛してやまない井上輝子さんが810日に急逝されました。

ここ数年、井上さんは、集大成となるご著書にとりくんでおられましたが、残念ながら完成をみることはありませんでした。これを刊行したいという井上さんの病の床での思いを受け、未完の章を今までの論考で補うという構成で、遺著『日本のフェミニズム―150年の人と思想』が完成し、12月初旬に有斐閣より刊行の予定です。この刊行を記念して、「井上輝子さんを語る会」を企画しました。

 

<井上輝子さんを語る会  概要>

日時  2022321日(月・祝日)14時~16

場所  全水道会館大会議室(JR・地下鉄三田線水道橋下車3分)

ZOOM参加もできます(ハイブリッド方式)

申込みは1月より(会場参加人数はコロナ感染状況に応じて)

主な内容(予定)  開始前に献花

*挨拶  樋口恵子・福島みずほ

*『日本のフェミニズム―150年の人と思想』ができるまで 満田康子

*井上輝子さんを語る

 女性学の創始者として 上野千鶴子・江原由美子・村松泰子・船橋邦子

 教育者、地域の課題への取組み 諸橋泰樹・杉浦郁子・渡邉愛里・山田敬子

 『日本のフェミニズム』を読む 浅倉むつ子・跡部千慧

 井上女性学を受け継ぐ 佐藤文香・千田有紀

*遺族挨拶

*実行委員長挨拶  境磯乃

 

※書籍の注文方法は12月初旬に、「井上輝子さんを語る会」の申し込み方法などは、1月初旬に改めてお知らせします。

 

☆追悼文募集

「井上輝子さんを語る会」当日、皆様の追悼文を掲載した冊子を配布する予定です。

既にWANに寄稿してくださったものはそのまま再掲させていただきます。まだお書きになっておられない方で、寄稿してくださる方は以下の要領でお寄せください

800字以内

*タイトル/お名前

*締め切り 202112月末

*送付先・問い合わせ  inoueteruko0321@gmail.com

 

                              20211118

「井上輝子さんを語る会」実行委員会

https://sites.google.com/view/fumonkon/inoue220321

阿野理香/境磯乃/佐藤文香/千田有紀/中村ひろ子/船橋邦子/満田康子/山田敬子




2021年11月1日月曜日

『社会主義』2021年11月号目次

 『社会主義』最新号目次です。一冊620円。紀伊國屋書店新宿本店、大阪・清風堂書店で販売中。社会主義協会でも取り扱っています。

北村巌■働く者の生活を守る経済政策実現を

飯山満■岸田文雄新首相の政策を問う

        特集 青年運動の現状と課題を考える

近藤和樹■青年たちの積極性を発揮できる社青同に

佐藤岳瑠■仲間の思いや実態から運動をつくる

萩尾嘉代■新規組合加入の現状と教訓点

岩元孝信■JR九州における組織拡大の成果と課題

松本和也■県を超えて交流の組織化をはかる

 

ふくもとまさお■ドイツ連邦議会選挙で社会民主党が第一党

村田元輝■直接の呼びかけを大切に組合説明会

涌嶋衣都■仲間の悩み・課題を解決できる組合に

相山浩貴■地域共闘強化を目指す労大盛岡の取り組み

松澤佳子■今こそ、山川菊栄をまなぶとき

菅原修一■コロナ禍の雇用、賃金、働き方

長田順次■労働争議は権利闘争の最前線

酒井康弘■批評 受けて立とう!「新しい資本主義」論争


2021年10月5日火曜日

社青同結成60周年レセプションは再延期

 2020年秋に予定され、コロナ禍で今年に延期された社青同結成60周年レセプションは、選挙の関係その他で来年9月に再延期されたとのことです。案内が来ないので社青同本部に問い合わせたところ、そのような返答でした。

2021年10月1日金曜日

『社会主義』2021年10月号

 『社会主義』最新号目次です。一冊620円。紀伊國屋書店新宿本店、大阪・清風堂書店で販売中。社会主義協会でも取り扱っています。


宝田公治■衆議院選挙への課題を探る

田中信孝■コロナ災害で増幅する貧困と格差

 

        特集 秋期闘争にむけた労働運動の課題

石井敏郎■連合第17回定期大会に向けて

佐竹要■働かされ方への怒りこそ闘う原動力

佐々木貴■職場実態を直視し運動の再強化を

大沼元■情勢は労働組合や運動を必要としている

高橋要三■公共サービスの復権・職場に労働組合を

 

平地一郎■日本の医療制度の問題と課題

加藤繁秋■医療費問題と医療・有事体制づくり

山田厚■医療破壊を許さずいのちを守る統一戦線を

東聡■「日本のまわりは敵だらけ」か?

大槻重信■米軍のアフガニスタン敗退と自衛隊派兵

鎌田篤則■強いられた”非通常戦争”のキューバ

2021年9月30日木曜日

労働者運動資料室HP更新

 会報ページに47号(2021年9月1日)を掲載しました。

 
文献・資料に、社青同第15回大会宣言、社青同第16回大会宣言を掲載しました。これからピッチをあげて社青同大会宣言をアップしていきます。
 
リンク集に、日本婦人問題懇話会の軌跡を追加しました。

 

2021年9月7日火曜日

「日本婦人問題懇話会の軌跡」HP

 ちょっと諸般の事情で本体の更新が遅れております。

とりあえず「日本婦人問題懇話会の軌跡」HPの紹介をいたします。

https://sites.google.com/view/fumonkon

山川菊栄が創設に重要な役割を果たした日本婦人問題懇話会の記念・資料ホームページです。

先日逝去された井上輝子さんの追悼ページもあります。

https://sites.google.com/view/fumonkon/inoue_teruko


近く本体のリンク集に加えますが、それまでここからご覧になっていただければ幸いです。



2021年9月1日水曜日

『社会主義』2021年9月号目次

 『社会主義』最新号目次です。一冊620円。紀伊國屋書店新宿本店、大阪・清風堂書店で販売中。社会主義協会でも取り扱っています。


吉田進■解散総選挙に向けて

        特集 転換求められる経済・政治・労働

北村巌■日本経済の現状と求められる経済政策

澤野義一■菅政権の改憲策動と反動立法

渡辺俊哉■ポスト・コロナの雇用・労働政策

中村ひろ子■ジェンダー視点からみた政策

市川正人■社会保障の現状と改革課題

 

金子哲夫■被爆76周年原水禁大会

角田政志■被爆76周年原水禁福島大会

久場島清皓■那覇市議選を戦って

瀬戸宏他■座談会 中国共産党創立100周年と現代の世界

■資料 中国共産党党内統計公報

■資料 中国共産党100年略年表

原田和明■2050カーボンニュートラルと鉄鋼資本

栗村英昭■批評 森林破壊・孤立(感)・独占資本・経営者の混迷

 

2021年8月21日土曜日

『いま、山川菊栄が新しい!』刊行

 昨年11月3日におこなわれた山川菊栄生誕130周年記念シンポジウム「いま、山川菊栄が新しい!」記録冊子が刊行。1000円・送料込。購入希望者は、

①冊数②名前③郵便番号・住所④電話番号を記入の上、メール:info@ijosei.jp か FAX:03-3816-1824まで。郵便振替用紙同封で送られてくる。



2021年8月10日火曜日

2021年度現代社会問題研究会夏季研究集会

  http://gensya.que.jp/index.html

 

日本の医療制度の問題点を考える

 

【講演】茶谷滋氏: 莞医療介護研究所・所長

【コメント】鹿倉泰祐氏:東京福祉・まちづくりネット代表理事

【質疑・議論】

 

日時:828日(土)14001700

場所: ZOOMでのオンライン研究会+東京会場

 

※感染状況にもよりますが、基本はZOOMのオンラインにて行います。直接会場に来られる方は、前もってお知らせください。

   

 

 昨年初頭から世界中を震撼させているコロナ・パンデミックは、未だに収まっていない。ワクチンの開発で一部地域では感染爆発は抑えられているかに見えるが、変異型ウイルスの登場など、決して予断を許さない状況にある。

 日本では、感染症専門家の警鐘そして7月以降の東京の緊急事態宣言にもかかわらず、オリンピック・パラリンピックを強行し、人々の命と暮しをないがしろにする政治が続いている。国民に自粛・休業要請するなら補償せよ、そして政府がその無策・愚策を自粛せよとの声が渦巻いている。

 日本のコロナ禍は、社会保障の面では、医療崩壊の危機がたえず言われたように、医療・公衆衛生制度の脆弱性を顕在化させ、また労働の面では、そのしわ寄せが非正規雇用に集中したように、これまでの雇用制度の矛盾を誰の目にも明らかにしている。

ポストコロナ時代に向けた闘いは、そうした日本社会のあり方を根本的に転換する展望を持つ必要がある。昨年の夏季研究集会は、そのうち雇用制度を取り上げた。今年は、日本の医療制度の問題点を考えたい。

 

 

現代社会問題研究会

   佐賀大学経済学部 平地一郎研究室気付

(連絡先)電話09(2086)2573 メールアドレスhirachi@cc.saga-u.ac.jp

 

 

2021年8月1日日曜日

『社会主義』2021年8月号目次

 『社会主義』最新号目次です。一冊620円。紀伊國屋書店新宿本店、大阪・清風堂書店で販売中。社会主義協会でも取り扱っています。


伊藤修■自民党政府は無能と化していた

飯島滋明■「未完」の危険!土地等監視及び利用規制法

        特集 日本経済を支える中小企業の現状と課題

熊谷重勝■国際独占体と中小企業、地方経済

木住野徹■”社会的なるもの”を目指して

平地一郎■中小企業の生産性と賃金を考える

安河内賢弘■価値を認め合う社会へ

 

田中秀樹■都議会議員選挙の争点と総括

長田栄作■コロナ下における労働運動の課題

安藤秀美■定数闘争を大衆闘争で闘い抜く

福原宗男■食料・農業・農村に注目しよう

小林欽一■自民党の農業政策がもたらしたもの

田久保文雄■社会主義への過渡期(移行期)の

「社会民主政策」の考察

三木秀樹■書評『枝野ビジョン』を読んで

田山英次■批評 運動の継承

2021年7月31日土曜日

労働者運動資料室HP更新

 約半年ぶりになってしまいましたが、労働者運動資料室HPを更新しました。

更新内容は以下の通りです。

文献・資料に、社青同第八回大会宣言、社青同第13回大会宣言、服部良一「社民党宣言を堅持し社民党と生きる選択」を掲載しました。。
 
リンク集に、郡山社民フォーラムを追加しました。

前回、社青同第五回大会宣言を掲載したので、順序から言えば第六回大会、七回大会宣言になるのですが、典拠としている『青年の声』(縮刷版)には第六回大会、七回大会宣言が掲載されていません。この両大会では大会宣言はなされなかったのか、大会宣言はされたが『青年の声』には掲載されなかったのか、今はわかりません。

いろいろな事情で間が空いてしまいましたが、当面の目標の秋の社青同結成60周年記念レセプション(昨年から延期、再延期はあるか?)に向けて社青同全国大会宣言のすべてを掲載するよう努めます。14回大会から30回大会まで、17回ぶんです。

郡山社民フォーラムは、昨年来の社民党の立憲民主党合流問題に派生して作られた団体の郡山地区のHPです。このHPが貴重なのは、全国社民フォーラムのHPがまだ無いなかで、全国フォーラムの通信がNo1からNo13(7月7日)まで全文掲載されていることです。全国社民フォーラムの当面の活動、主要役員は通信No4に掲載されています。情報公開に努められている郡山地区のみなさんに敬意を表します。全国フォーラムもHP開設の予定はあるようなので、早期の開設が望まれます。

服部良一「社民党宣言を堅持し社民党と生きる選択」は、立民合流拒否の立場の代表的文献です。掲載にあたっては服部良一さんの同意を得ています。転載を快諾された服部良一さん(現、社民党幹事長)にお礼申しあげます。郡山社民フォーラム掲載の社民フォーラム諸文書とあわせて読み、自分の頭で問題を考えていただきたいと思います。




 

2021年7月1日木曜日

『社会主義』2021年7月号目次

 『社会主義』最新号目次です。一冊620円。紀伊國屋書店新宿本店、大阪・清風堂書店で販売中。社会主義協会でも取り扱っています。

辻元清美■共感と参画で政治を変える

        特集 世界と日本の経済・政治・労働

北村巌■米国経済と経済政策の展開

善明建一■米中の経済・軍事覇権競争と新しい世界秩序

村本成一郎■コロナ禍における欧州労働運動

伊藤剛■深まる国家独占資本主義の危機

飯山満■日本の政治情勢の特徴と課題

高橋要三■コロナ禍の労働者の状態と21春闘

 

清水哲男■富山市議会議員選挙闘争を終えて

ふくもとまさお■メルケル政権後のドイツの政治情勢

木幡誉郎■公立刈田綜合病院公設民営化反対の闘い

村上久美子■キューバ共産党大会と通貨・為替レート統一

大槻重信■書評 『独ソ戦』

藤岡一雄■批評 渋沢栄一と「合本主義」

 

 


2021年6月1日火曜日

『社会主義』2021年6月号目次

 『社会主義』最新号目次です。一冊620円。紀伊國屋書店新宿本店、大阪・清風堂書店で販売中。社会主義協会でも取り扱っています。


小笠原 福司■統治能力を失い暴走する菅政権

 

        特集 21春闘中間総括から今後の課題を考える

小池泰博■中小私鉄の「コロナ禍」春闘の現状

迫圭吾■「あたりまえ」の働き方に戻してはいけない

大沼元■JR東日本2021春闘における成果と課題

関厚■JP労組全国大会から21春闘を闘って

安食守■生涯賃金の復元目指した21春闘

石井敏郎■香川におけるコロナ禍2年目の連合春闘

 

中村ひろ子■ジェンダー平等の視点で見るコロナ禍

徳光清孝■新型コロナウイルス感染拡大から1

河島正典■批評「#島根の乱」から考える

角田政志■「トリチウム汚染水」の海洋放出

荒井宏行■市民と野党共闘で長野参院補選を戦って

福山権二■広島参院再選挙・市議会選挙から学ぶ

辻田純■その後のベネズエラ情勢について

2021年5月1日土曜日

『社会主義』2021年5月号

 『社会主義』最新号目次です。一冊620円。紀伊國屋書店新宿本店、大阪・清風堂書店で販売中。社会主義協会でも取り扱っています。


立松潔■立ち遅れる日本の地球温暖化対策

        特集 護憲平和闘争の課題

八重樫千晶■今だからこそ憲法と子どもの権利条約を

大槻重信■安保・自衛隊の増強と戦略の迷走

亀永能布子■女たちの安保法制違憲訴訟

久保泉■公務労働者と労働基本権

芳賀和弥■対中国「民主主義」同盟の構築

 

北村巌■■成熟し始めた日本企業の海外進出

中島修■「新生社民党」の現状と課題

加世田和志■労働者の権利守り抜いた長崎バスユニオン

野中靖志■新型コロナ感染拡大による市民の実態

村山正栄■コロナ禍から見えてきた日本の医療の問題点

川村訓史■20年かけて読み終えた『資本論』

■全国代表者会議開催される

加藤繁秋■書評「資本主義と闘った男」

中村元氣■批評 新旧憲法考


2021年4月1日木曜日

『社会主義』2021年4月号

 『社会主義』最新号目次です。一冊620円。紀伊國屋書店新宿本店、大阪・清風堂書店で販売中。社会主義協会でも取り扱っています。

吉田進■当面する政治闘争について

北村巌■コロナ禍における世界的株高をどう見るか?

 

        特集 地方から命と暮らしを守る課題を探る

山田厚■コロナ感染症災害は独占資本との闘い

酒井康弘■コロナ禍における道内経済の現状と課題

羽田圭二■「自助努力」「自己責任」にさせない政策提案を

樋口秀敏■スキーの街と新型コロナウイルス感染症

吉沢正博■命と暮らしを守る労働組合の役割と取り組み

 

猿田佐世■バイデン政権における対東アジア政策

中島章夫■世論調査から見る菅内閣の半年間

角田政志■「原発のない福島」を求めて

迫川浩英■馬毛島自衛隊基地建設反対闘争

青野大祐■初任者の公務災害認定請求に取り組んで

研究会■20年かけて読み終えた『資本論』全三巻

小正路淑泰■堺利彦生誕150年に寄せて

 


2021年3月9日火曜日

石河康国『櫛田民蔵』案内

 *石河康国氏より『櫛田民蔵』(社会評論社)案内が寄せられましたので、転載します。


マルクスヘの道を

泥臭く歩み続けた

壮絶な生涯をひも解く。

石河康国/著


いしこやすくに 著書に『労農派マルクス主義 理論・ひと・歴史』(上・下巻) 「マルクスを日本で育てた人 評伝・山川均」(1・2巻)『向坂逸郎評伝』(上・下巻)など多数ある。


 櫛田民蔵二八八五~一九三四)は、日本におけるマルクス経済学の開拓者である。その史的唯物論の探究は河上肇を曖目させ、大内兵衛をして業績を後世に伝えさせた。

 ブルジョア経済学との論争の火ぶたを切ったのは民蔵である。小泉信三など最先端の面々を、ほとんど一人で相手取って価値論争を展開した。戦線は河上肇の「価値人類犠牲説批判」から、地代・小

作料をめぐって野呂栄太郎らへと拡大した。

 櫛田民蔵が人々を惹きつけてやまないのは、マルクスへの道を泥臭く歩み続けたその人生である。一向に洗練されず、おもねらず、いわき地方の濃厚な土の匂いを感じさせ、マルクスと格闘した男の

壮絶な最期を、長谷川如是閑は「学徒としての殉職」と称しか。


主要目次

第1章 彷徨せる若者

第2章 社会政策のゆりかごの中で

第3章 古典派経済学とマルクス経済学

第4章『共産党宣言』と唯物史観に着目

第5章 河上肇の胸を借りて

第6章 唯物史観に沈潜

第7章 河上肇を越えて

第8章 マルクス派の分化のなかで

第9章 価値論争

第10章 河上肇との緊張と別れ

第11章  地代論争・小作料論争

第12章  早逝と定まる「値打ち」

A5判256頁 ISBN978-4-7845-1877-7

定価2750円(税込)





2021年3月1日月曜日

『社会主義』2021年3月号目次

 『社会主義』最新号目次です。一冊620円。紀伊國屋書店新宿本店、大阪・清風堂書店で販売中。社会主義協会でも取り扱っています。

宝田公治■市民と野党の共闘深化に向けて

 

        特集 東日本大震災から10

田中信孝■震災復興財政の推移と諸課題

笹田隆志■原子力規制委員会新規制基準の重大欠陥

竹花邦彦■人間復興の視点にたち「心のケア」支援を

相山浩貴■「早期復興」「過剰予算」に押しつぶされる自治体職場

工藤昭彦■農業・農村の動向に見る震災復興の真実

紺野長人■拡大する格差・暮らしの復興への転換を

新妻浩■原発事故でのしかかる行政への負担に抗して

 

濱本哲■なぜ大阪の医療は「脆弱」になったのか

柳湖太郎■国家財政の現状と税制改革の課題

大谷竹人■自治体DXと次世代型行政サービスの課題

北川鑑一■無期契約労働と有期契約労働との格差

川上登■2021年度地方財政対策と地方自治体

菅原晃悦■批評 自民党綱領に基づく「自助」の概念


2021年2月5日金曜日

富士そば、労組幹部2人懲戒解雇

 富士そば、労組幹部2人懲戒解雇 未払い残業代巡り対立

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6384273


管理人が知らなかっただけかも知れませんが、富士そば労組は、なのはなユニオン加盟なのですね。労働者の生活と権利を守るため、ぜひ頑張っていただきたいと思います。

2021年2月1日月曜日

『社会主義』2021年2月号目次

 『社会主義』最新号目次です。一冊620円。紀伊國屋書店新宿本店、大阪・清風堂書店で販売中。社会主義協会でも取り扱っています。


伊藤修■労農派の持ち味は強靭に自立した思考である

田中信孝■コロナ危機に便乗した膨張予算

 

特集 コロナ禍における21春闘を闘う

太田哲郎■2021春闘で問われる連合運動の課題

小池泰博■私鉄21春闘方針と東北地連の課題

宮﨑浩則■JRにおける春闘をめぐる情勢と課題

山下和英■「新しい日常」に飲み込まれないために

石井敏郎■地域からの底上げ・底支えに全力を

 

平地一郎■ジョブ型雇用における対抗軸

大野明将■非常勤労働者自らの立ち上がりに学ぶ

戸塚秀樹■コロナ禍で改めて問われた公的・公立病院

武元四男■コロナ禍で生命と健康にこだわる

岡野勉■学校統廃合は「保健所」統廃合と同じだ

福島原発事故から10福島からの訴え 連載①,

佐藤龍彦■「くびき」からの解放をもとめて

山内覚■トリチウム汚染水で海を汚すな!

シンポジウム「今、山川菊栄が新しい!」報告

浅倉むつ子■性差別撤廃運動の新展開

2021年1月28日木曜日

労働者運動資料室HPの紹介

 一月のHP更新で現代労働組合研究会をリンク集に加えたところ、管理者の方のブログ「ある編集者のブログ」で紹介されました。少し前に気がつきました。

http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2021/01/post-3cbd0c.html


労働者運動資料室のような地味なHPが注目されるのは嬉しいことです。ありがとうございます。


ただブログに、このページを長らく編集していたのは「山崎耕一郎さん」だったはず。 とあるのは違います。山崎耕一郎さんは労働者運動資料室の創設者で中心メンバーでしたが、率直に言ってメカ、情報関係には明るい人ではありませんでした。労働者運動資料室HPは、開始から今日まで、基本的に管理人の私一人で管理運営しています。


2021年1月5日火曜日

労働者運動資料室HP更新

明けましておめでとうございます。21世紀も20年代に入りました。今年最初の更新として、下記の文献追加などを行いました。 

文献・資料に、社青同第二回大会アッピール、社青同第三回大会宣言、社青同第五回大会宣言を掲載しました。今回以後も社青同関係文献の掲載を重点的に続けていきます。

 
研究・論評に、座談会「ソ連東欧社会主義崩壊をめぐって」を掲載しました。『社会主義』1997年12月増刊号(第416号)掲載のもので、伊藤修、杉田憲道、瀬戸宏、津野公男、細井雅夫、山崎耕一郎各氏が参加した長文の座談会です。
 
リンク集に、政権政策研究会、現代労働組合研究会を追加しました。また消滅したサイトを整理・削除しました。

今後も無理のない頻度で更新を続けていきますので、よろしくお願いします。

2021年1月1日金曜日

『社会主義』2021年1月号

 明けましておめでとうございます。『社会主義』最新号目次です。一冊620円。紀伊國屋書店新宿本店、大阪・清風堂書店で販売中。社会主義協会でも取り扱っています。


立松潔■コロナ禍の打撃と自己責任論克服への課題

 

        特集 世界と日本の経済・政治・労働

北村巌■コロナ禍からの回復待つ世界経済

善明建一■バイデン大統領誕生で急転換する世界政治

村本成一郎■コロナ禍における欧州労働運動

平地一郎■ポスト・コロナ時代の日本経済・社会

飯山満■日本の政治情勢の特徴と課題

中堀功一■原点回帰で粘りづよく組織しよう

 

63■=2021年を迎えて=

        野党共闘の力で政権交代を実現しよう

福島みずほ(社民党)/神津里季生(連合)/藤本泰成(平和フォーラム)/川本淳(自治労)/松川聡(国労)/近藤和樹(社青同)/中村ひろ子(I女性会議)/小川研(労大出版センター)

 

浅田保雄■格差社会打破・地域から反独占の闘いを

 

        シンポジウム「今、山川菊栄が新しい!」報告

伊藤セツ■国際的視野に立つ社会主義女性論の論客としての山川菊栄

豊田真穂■労働省婦人少年局と山川菊栄

 

栗村英昭■批評 維新市政合理化のツケがコロナで露呈