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2015年2月20日金曜日

労農派の歴史研究会第167回研究会報告

 この報告をまとめた「日本再建イニシアティブ」というシンクタンクは、この報告と『福
島原発事故独立検証委員会調査・検証報告書』で実績をつくり、世界のシンクタンクラ
ンキングで24位になったと、「おわりに」に書かれている。日木では、国家・各省庁や企
業から独立したシンクタンクというのは少ないから、こういうものができるのは良いこと
である。


 ただ、気になるのは、肝心の民主党がここで書かれているような反省点を、どこまで自
覚しているかということである。たとえば、政策を出しても、それを実行する際の実務に
ついても理解し、細部について優先順位を理解しながら実行に移すような能力を持った政
治家と実務者を育てなかったら、どんな良い政策も現実政治に生かされない。自民党政権
は、戦後一貫してその点は官僚に頼ってきたのだが、民主党はどうするのか。さきの政権
では、「官僚でなく、政治家が決める」と宣」’して政権の座について、挫折した。同じ失敗
を繰り返さないようにする準備は、できるのだろうか。それができそうだと周囲か判断で
きれば、民主党への支持がまた徐々に高まるだろう。民主党だけでなく、杜民党も、ある
いは政界再編があれば新たにできる政党も、同じである。


 現在、東京の都心部の本屋さんでは、フランス人のピケティの苦書(『21世紀の資本』
『新一資本論』好調に売れている。資本主義の中枢にいる大びとがパこのまま行けるのか」
に疑問を持っているから、そういう現象が起こるのではないかと思われる。そういう状況
だから、政治の変化も必ず起こるだろう。そのときに力を発揮できるためには、いろいろ
な準備が必要であり、政権担当能力もその一つであるだろう。

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