2016年7月28日木曜日

労働者運動資料室HP(本体)更新

一年ぶりの更新になってしまいましたが、このほど労働者運動資料室HP(本体)を更新しました。

表紙に、現代社会問題2016年度夏季研究集会案内、『イヌとからすとうずらとペンと 山川菊栄・山川均写真集』出版案内を追加しました。
 
リンク集に、初期社会主義研究会、東京グラムシ会、本郷文化フォーラムワーカーズスクール(HOWS)、思想運動、社会主義協会(細川正代表)、いはら東洋一、を追加しました。

2016年7月25日月曜日

現代社会問題研究会2016年度夏季研究集会

現代社会問題研究会2016年度夏季研究集会の要項が発表になりました。


シンポジウム 資本論と現代
日時: 9月3日(土) 13時30分~15時00分
場所: LMJ東京研修センター 
       *JR水道橋駅東口より徒歩10分程度 
Ⅰ部 報告
(1) 現代経済学と資本論(伊藤修氏)
(2) 日本経済と資本論(立松潔氏)
(3) 今日の中国における資本論研究(瀬戸宏氏)
Ⅱ部 パネルディスカッション


詳細は現代社会問題研究会HPへ
http://www.geocities.jp/gensya2004/

2016年7月12日火曜日

参議院選挙を終えて―書記長談話(新社会党)

第24回参議院選挙が終り、3分の2の改憲勢力の議席を参議院でも許してしまった。国会の改憲発議に向けた動きが加速することを覚悟しなくてはならない。公明党の歯止め役を当てにしてはならない。
  しかし、その一方で14年7月の集団的自衛権は合憲とした閣議決定、それを具体化する昨年9月の戦争法の強行成立以来、平和の危機を感じた諸勢力のたゆみない努力の結果である野党と市民の共同統一候補方式は、全国32の定数1の選挙区で11勝した結果と経験はこれからの展望を与えてくれる。
  しかも、その少なくない選挙区で 新社会党がしっかり関わり、運動の一端を担うことができた。敗れたところや複数選挙区でも同様に新社会党の活躍があった。
  また、新社会党が比例区で推薦した社民党が1議席に後退したとはいえ、得票率で政党要件を維持できたことは今後の院内外の運動の前進のために貴重な結果といえる。
  さらに沖縄県と福島県の現職閣僚をうち破っての勝利は、米軍基地問題、原発政策と被災者・復興問題で内閣に不信任を突きつけるものであり、内閣はこの両県民の判断を真摯に受けとめ、喫緊の課題として県民の願いを実現しなくてはならない。(後略)
http://www.sinsyakai.or.jp/apper/seimei-appeal/seimei/160711.html

2016年7月11日月曜日

第24回参議院議員通常選挙の結果について(社民党声明)

社民党は、「アベ政治の暴走を止める」とのスローガンを掲げて、比例代表で現職2名を含む公認7名、選挙区で公認4名を擁立し、「2議席以上、250万票以上」の獲得目標に向け総力を挙げました。しかし、改選2議席を死守できず、当選は1名のみと極めて厳しい結果となりました。社民党の政策や主張に期待し投票してくださった方々に、心から感謝申し上げるともに、温かいご支援・ご声援をいただいた国民・有権者の皆さんのご期待に沿えなかったことをお詫びいたします。(中略)


厳しい闘いのなかで奮闘する候補者、党員、支持者の皆さんの思いが大きな輪へとつながり、比例代表では前回の約126万票を上回る150万票を超える得票を獲得し、得票率も2.4%から2.7%に伸ばすことができ、18歳になったばかりの若者をはじめ、多くの市民の皆さんとの新たな絆をつくることができました。社民党は、この新たな絆を原動力として、党の再建・再生を進めるため、真剣な総括論議を始め、「市民に政治を取り戻す」ための新たなスタートを切る決意です。


http://www5.sdp.or.jp/comment/2016/07/11/%E7%AC%AC%EF%BC%92%EF%BC%94%E5%9B%9E%E5%8F%82%E8%AD%B0%E9%99%A2%E8%AD%B0%E5%93%A1%E9%80%9A%E5%B8%B8%E9%81%B8%E6%8C%99%E3%81%AE%E7%B5%90%E6%9E%9C%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%EF%BC%88%E5%A3%B0/

2016年7月7日木曜日

分裂していた坂牛協会

管理人が知らなかっただけかもしれませんが、社会主義協会(上野建一、今村稔代表、いわゆる坂牛協会)が分裂していたことを、ネット検索していて知りました。

中心になっているのは、2013年、2015年に新社会党委員長選挙に立候補して落選した細川正氏です。新社会党反主流派の団体のようです。


公式ブログによれば、2012年5月に科学的社会主義研究会を創立し社会主義協会再建をめざすことを決定、2014年12月7日に社会主義協会第47回総会(科学的社会主義研究会第3回総会)で社会主義協会を「再建」したとのことです。機関誌として隔月刊の『研究資料』を発行、「マルクス・レーニン主義を研究し、社会の進歩に貢献することを目的とする」(規約)団体です。公表されている役員は、細川正代表、柿沼久夫事務局長。公式ブログURL:http://socialistassociation.hatenablog.com/


『研究資料』は、『週刊新社会』『青年の声』『社会通信』などにも広告・紹介が無く、公式ブログに目次が載っているだけです。定価も書かれていません。規約には「総会は、会員の過半数によって成立」とあり代議員制の言及はなく、あまり大きくない組織であることが伺われます。


この「細川協会」ともいうべき団体が今後現実の運動に対して影響力を発揮できるか、管理人は懐疑的ですが、ともかくこれで社会主義協会という名称の団体は三つになったわけで、その事実は確認しておく必要があると思い、ここで紹介した次第です。

2016年7月1日金曜日

『社会主義』2016年7月号目次

一冊600円。紀伊國屋書店新宿本店、大阪・清風堂書店で販売中。社会主義協会でも取り扱っています。
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特集 世界と日本の経済・政治・労働

北村巌■共通する実体経済の停滞感

山崎耕一郎■帝国主義陣営に弛緩と分散化の傾向

木村牧郎■したたかに抵抗を続ける欧州労働者

立松潔■ものづくり日本の停滞

善明建一■日本政治の転換をめざし、野党協同戦線で戦おう

足立康次■日本の労働者状態

 

中村ひろ子■女性政策にも「安倍の独断と偏見」

ほころびの中に前進かちとる努力を

金子哲夫■核軍縮をめぐる世界の動きと原水禁運動の課題

後藤等■キューバの医療視察報告

吉田雅人■非正規労働者組織化の課題