2017年12月21日木曜日

「山﨑耕一郎さんを偲ぶ会」のお知らせ

   山﨑耕一郎さんが2017年11月24日に亡くなりました。
 『資本論』150年。ロシア革命100年の記念の年にあたり、山崎さんはあらためて論考をまとめ、シンポジウ厶や講演会・学習会をこなしている最中に、その活動を停止するという、まさに現役の生活を全うしました。そのため、いくつかの予定をキャンセルしなければなりませんでした。
 山﨑さんは30代に心臓の弁を「人工弁」に交換する手術をうけ、身障者手帳を携帯する身でしたが、日頃はそんな様子を見せることのない、学生時代の中距離ランナーを想像させる健康体でした。コーヒー好きで、ウーロン茶でアルコール漬けの仲間とのつきあいもいとわない暮らしぷりでした。
 学生時代に日本社会党に入党した埼玉県・草加に党費を納めにでかけ、駅の喫茶店でコーヒーを飲んでいて「心臓突然死」におそわれました。人工弁のため血圧が充分に保てないと蘇生は困難とのことで、救急医で入った市立病院でも手をつくされたのですが、帰らぬ人となりました。
 26日、家族葬でその日のうちに荼毘に付され、上尾の山崎家のお墓に後日入ることになっています。
 家族の方々のご意向もあり、みなさまとのお別れはあらためて2月18日に取り行うことになりまLた。どうぞみなさまにお声をかけていただいて。ご一緒におはこぴくださいますようお願い申し上げます。

                                                       記

とき 2018年2月18日(日)
      15時受付開始         
      15畤30分開会
      17時30分閉会予定
ところ 文京区民センター2-A
    東京都文京区本郷4-15-14/電話03(3814)6731
   (都営地下鉄三田線「春日」駅より1分.JR総武線「水道橋」駅より10分)
会費 1000円

平服でお出かけください。

呼びかけ人 小島恒久  若松繁男   小島英俊
      立松潔    市川博美  宗邦洋
               善明建一  佐藤礼次



2017年12月11日月曜日

労働者運動資料室、事務所は閉鎖、法人は存続

山崎耕一郎さんの急逝前から決まっていたことですが、現在の事務所は財政上の事情から2017年末で契約解除、閉鎖されます。蔵書は千葉県の倉庫を所有している関係者のもとに送られ、保存されます。現在、蔵書整理中です。

NPO法人としての労働者運動資料室は今後も存続します。当分の間、佐藤礼次さんが理事長または理事長代行を務める予定です。

労働者運動資料室HPも存続します。管理人のパソコンの故障などで更新が途絶えていましたが、早急に再開させます。

今後とも労働者運動資料室をよろしくお願いいたします。


2017年12月6日水曜日

山崎耕一郎さん逝去

労働者運動資料室理事長の山﨑耕一郎さんが11月24日に病気で逝去されました。葬儀は家族葬ですでに終了しました。2月中旬頃偲ぶ会を開く予定です。詳細が決まりましたら連絡いたします。謹んでご冥福をお祈りいたします。

2017年12月4日月曜日

売れ行き好調の『資本論と社会主義、そして現代』

現代社会問題研究会編『資本論と社会主義、そして現代』(明石書店 2017.8.31、 2200円+税)の販売が好調です。国立情報学研究所(NII)の学術データーベースCiNii(Citation Information by NII)によれば、本日(12.4)現在で53の大学図書館が『資本論と社会主義、そして現代』を購入・所蔵しています。
http://ci.nii.ac.jp/ncid/BB24387245#anc-library

実質9月上旬発売ですから、三ヶ月で50以上の大学図書館が購入したことになります。えるむ書房刊のこれまでの出版物とは、まさに段違いです。都道府県立図書館など公共図書館の蔵書も調べてみましたが、こちらもかなりの購入数です。

この売れ行きの良さが、内容によるものなのか、明石書店の営業力のためかはまだわかりませんが、本書に関わったものとしては、売れ行き好調は嬉しいことです。本書を通して社会主義思想が少しでも日本で広がることを願ってやみません。

2017年12月1日金曜日

『社会主義』2017年12月号目次

一冊600円。紀伊國屋書店新宿本店、大阪・清風堂書店で販売中。社会主義協会でも取り扱っています。
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特集 総選挙闘争から今後の課題を探る,

飯島滋明■総選挙を終えて今後の政治を考察する

中島章夫■世論調査から見た第48回衆議院選挙

新垣毅■鮮明になった植民地主義

中島修■厳しい結果、だが前向きに立ち向かおう

吉田進■長野二区の戦いを振り返って

 

瀬戸宏■中国共産党第19回大会と現在の中国

平地一郎■平成29年版労働経済白書を読む

佐藤肇■生活改善実感できる実質賃金の引き上げを

田中勝一■立憲民主党の結党と選挙戦から

川田昌■職場、地域から運動の再構築を

高田良徳■衆議院選挙での野党共闘とその現実

河野康臣■自民党対野党の戦いを終えて

吉留良三■格差社会に地方から反撃を

河島正典■批評 低投票率について考える

2017年11月1日水曜日

『社会主義』2017年11月号目次

一冊600円。紀伊國屋書店新宿本店、大阪・清風堂書店で販売中。社会主義協会でも取り扱っています。
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小笠原福司■第48回衆議院選挙を終えて
 特集 日本の改憲勢力と護憲闘争
善明建一■自民党安倍政治とその改憲戦略
鈴木靖■小池都知事の劇場型政治と都民ファーストの会
飯山満■改憲補完勢力「日本維新の会」
渡辺俊哉■非武装平和憲法の選択
中島修■朝鮮半島情勢をどう考えるか
布川孝一■連合2018春季生活闘争基本構想と課題
敷根春美
中島章夫■資本論150年・ロシア革命100年
藤岡一雄   全国の記念講演会から,
近江守
高久明雄
鎌倉孝夫■『資本論』第1巻刊行150年、ロシア革命100年のいま 下
侯為民■中国の『資本論』研究と中国特色社会主義の道
田久保文雄■書評 『資本論と社会主義、そして現代』
辻田純■批評 「21世紀の社会主義」めざすベネズエラ
飯沼秀雄■経済封鎖下を生きるカリブの社会主義

2017年10月1日日曜日

『社会主義』2017年10月号目次

一冊600円。紀伊國屋書店新宿本店、大阪・清風堂書店で販売中。社会主義協会でも取り扱っています。
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又市征治■暴走する安倍政権の打倒に全力を挙げよう
鎌倉孝夫■『資本論』第1巻刊行150年、ロシア革命100年のいま(上)

 特集 産別大会から秋季闘争の課題をさぐる
金田一文紀■秋闘に向けた教育労働者の課題
武藤聡■組合の基本的役割を再確認した大会
宮﨑浩則■組織拡大と地域共闘強化を誓い合う
佐久間太郎■職場の崩壊を食い止める
長田順次■労働者の団結と連帯で運動の前進をはかろう

桜井宏之■2017年版防衛白書を分析する
金子哲夫■被爆72周年原水禁世界大会を終えて
高久明雄■「道徳」の教科化で何が狙われているか
山崎耕一郎
平地一郎 ■2017年度現代社会問題研究会シンポジューム
吉田進   マルクス主義と現代
清水哲男■批評 富山市議会政務活動費の不正から政治を考える

2017年9月18日月曜日

現代社会問題研究会編『資本論と社会主義、そして現代 資本論150年とロシア革命100年』刊行

現代社会問題研究会編『資本論と社会主義、そして現代 資本論150年とロシア革命100年』が明石書店より刊行されました。山崎耕一郎理事長はじめ労働者運動資料室関係者も多数執筆しています。2200円+税、2017年8月31日初版第一刷発行です。一般書店、ネット書店でも購入可能です。

内容は以下の通りです。
序 本書刊行の趣旨
 第1部 『資本論』と現代
 第1章 『資本論』と現代経済学[伊藤修]
  1 イントロダクション
 2 需要と供給
  3 「市場の失敗」(Market Failure)
  4 マクロ経済理論
  5 結語
 第2章 『資本論』と日本的雇用システム[立松潔]
  はじめに――資本主義的蓄積の歴史的傾向
  1 戦前日本における労働運動
  2 新卒定期採用の開始
  3 戦時統制経済と戦後混乱期における変化
  4 日本的雇用システムの完成
  5 日本的雇用の変質・劣化
  6 非正規雇用の増加と格差・貧困の拡大
  おわりに
第3章 『資本論』と独占資本の利潤率[熊谷重勝]
  はじめに
 1 資本構成の高度化は利潤率を低下させる
 2 利潤率の低下に資本は抗う
 3 この法則は矛盾に陥る
 4 現代の独占資本と利潤率
 特別寄稿1 中国の『資本論』研究およびその展望[侯為民(瀬戸宏:訳)]
  1 学術定期刊行物の層での中国『資本論』研究の成果の増加状況
  2 中国『資本論』研究の主題と視点の変化
  3 中国の『資本論』研究陣容と研究経費支援
  4 中国『資本論』研究の価値方向と未来への展望
 特別寄稿2 『資本論』で「右翼ポピュリズム」を批判する――左翼党は、誤った概念に惑わされず、マルクスを指針に据えることを学ばなければならない[ユディット・デルハイム(東一:訳)]
 第2部 ロシア革命と現代
 第4章 ロシア「一〇月革命」とレーニン[善明建一]
  1 前史として
 2 「一〇月革命」を担った「労働者・兵士・農民代表ソビエト」
  3 「記帳と統制」=「労働者統制」から「戦時共産主義」
  4 新経済政策(ネップ)と社会主義
 第5章 世界史の頁をめくったロシア革命からソ連崩壊までの総括[山﨑耕一郎]
  はじめに――新自由主義の対極が復活の要素に
 1 ロシア革命のもたらした衝撃
  2 資本主義の対応策の一環としての社会保障
  3 ソ連経済の停滞、改革は試みたが……
 4 一九九一年にソ連邦は活動停止、非効率な生産体制と「科学技術大国」を残して
第6章 革命期ロシアにおける労働者統制をめぐって[杉本龍紀]
  はじめに
 1 ロシア革命と労働者統制
  2 労働者統制という試みの含意
 特別寄稿3 一〇月革命の重要な遺産と中国の道成功の探索[金民卿(瀬戸宏:訳)]
  1 一〇月革命は世界社会主義運動に貴重な経験を蓄積した
 2 中国革命の道は一〇月革命の道の創造的発展である
 3 ソ連の社会主義の失敗と中国特色社会主義の成功
 特別寄稿4 逼塞の時代に何をなすべきか――スイス滞在時代のレーニン 一九一四年九月から一九一七年四月まで ある点描[ミヒャエル・ブリー(竹本明:訳)]
  1 否定の定式化
  2 弁証法的実践哲学と進化への飛躍の研究
  3 自己の物語の展開
  4 戦略的に方向付けられた社会分析
  5 革命理論
  6 具体的な行動をする状況としての時代の定義と可能なシナリオ
 7 解放の条件としてのプロレタリア独裁の根拠づけ
 8 対案的肯定としての具体的参加プロジェクト戦略の作成
  9 展望
 遺稿 第五回中日社会主義学者シンポジウムに参加して[杉田憲道]
  はじめに――シンポジウムの概要
  筆者の報告要旨とシンポジウム全体の個人的感想
  シンポジウムの最後に

http://www.akashi.co.jp/book/b310630.html


2017年9月5日火曜日

2017年度現代社会問題研究会夏季研究集会終わる

9月2日(土)恒例の2017年度現代社会問題研究会夏季研究集会が
開催され、約80名の出席で無事終了しました。今年は中国社会科学院マルクス主義研究院からの参加・報告もあり、活発な討議がおこなわれ、有意義なものとなりました。
写真は、開会あいさつする現代社会問題研究会代表の伊藤修代表。

2017年9月1日金曜日

『社会主義』2017年9月号目次

一冊600円。紀伊國屋書店新宿本店、大阪・清風堂書店で販売中。社会主義協会でも取り扱っています。
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『社会主義』2017年9月号目次
横田昌三■第194臨時国会の焦点と課題
福山真劫■安倍改憲No・退陣めざして、総がかりを超える総がかりをつくろう
  特集 五年目の安倍政治を検証する
立松潔■安倍政権の労働政策とその矛盾
本村隆幸■安倍政権の狙う「人づくり革命」の本質
鈴木肇■「地域包括ケアシステム」と「地域医療構想」
大槻重信■武器輸出と軍需産業の動き
角田政志■被爆72周年原水禁世界大会福島大会で訴えたこと
羽田圭二■2017都議会選挙を戦って
中島忠■今日の情勢下の党づくり
吉野慎一■奈良市議選を戦って
中村譲■レーニンとわれわれを結ぶ
加藤繁秋■ロシア革命の「一般性」とその今日的展開

2017年8月2日水曜日

2017年度現代社会問題研究会夏季研究集会

毎年恒例の現代社会問題研究会夏季研究集会が今年もおこなわれます。プログラムが次のように決まりました。

シンポジウム マルクス主義と現代
―『資本論』第一巻刊行150年及びロシア革命100周年

日時: 9月2日(土) 13時30分~17時00分
場所: LMJ東京研修センター 
       *JR水道橋駅東口より徒歩10分程度 
Ⅰ部 講演(1)中国の社会主義
   侯為民氏(中国社会科学院)
Ⅱ部 講演(2)マルクス主義と現代
  山崎耕一郎氏(労働者運動資料室)
    コメント・討論
(1)宝田公治氏  (2)吉田進氏  (3)平地一郎氏

詳細は、現代社会問題研究会HPを見てください。
http://www.geocities.jp/gensya2004/



2017年8月1日火曜日

『社会主義』2017年8月号目次

一冊600円。紀伊國屋書店新宿本店、大阪・清風堂書店で販売中。社会主義協会でも取り扱っています。
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『社会主義』2017年8月号目次
小島恒久■『資本論』150年と向坂逸郎

 特集 マルクス主義と現代
田部徹■『資本論』と価値および価値法則について
菅原修一■貨幣資本の蓄積と現実資本の蓄積
平地一郎■マルクス『資本論』における「賃金の地図」
水口雅夫■マルクス『資本論』と現代経済分析

佐藤保■「協会規制」から激動の40年
田中信孝■混迷する経済政策と日銀の「財政ファイナンス」
清水雅彦■安倍首相の「加憲」論を検証する
小出裕章■原発と日本の核戦略
大沼元■行き過ぎる委託合理化と労働運動の課題
福山権二■市議会議員選挙に積極参加する市民

2017年7月1日土曜日

『社会主義』2017年7月号目次

一冊600円。紀伊國屋書店新宿本店、大阪・清風堂書店で販売中。社会主義協会でも取り扱っています。
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『社会主義』2017年7月号目次  

又市征治■総選挙に勝利し改憲を阻止しよう
       
        特集 世界と日本の経済・政治・労働
北村巌■不安定な緩やか拡大の世界経済
山崎耕一郎■2017世界の政治
村本成一郎■揺れ動く欧州労働運動の現状と課題
伊藤修■日本経済の現況:2017年前半期
吉田進■解散・総選挙にむけ政治闘争を強化しよう
木村仁■働くもののための「働き方改革」になるのか

芳賀和弥■トランプの支持基盤と政策のずれ
中村ひろ子■ジェンダー視点で見える女性差別の構造
柚木康子■書評『女性も男性も人間らしく働ける社会を』
高田良徳■農政の変遷と安倍農政改革
町村進■批評 論理より人間感情のタテ社会


2017年6月1日木曜日

『社会主義』2017年6月号目次

一冊600円。紀伊國屋書店新宿本店、大阪・清風堂書店で販売中。社会主義協会でも取り扱っています。
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『社会主義』2017年6月号目次

小笠原福司■安倍政権の暴走阻止に全力をあげよう

 特集 2017春闘中間総括と私たちの課題
谷川友則■分断回答許さず闘った2017春闘
藤岡郁夫■取扱量増と要員不足に抗して統一闘争を
千々岩隆■安全輸送確保のため要員不足解消求める
久保泉■組合活動の強化は職場要求闘争から
鈴木朗■「格差是正、底上げ」に向けた一七春闘を闘って

平野薫■学校現場の長時間労働の改善に向けて
森田哲広■第50回全国青年団結集会を振り返る
ふくもとまさお■独メルケル首相4選目に向け地盤固める
川上登■地方自治体から見た「地方創生交付金」の問題点
柳湖太郎■近年の税制改革にみる「租税思想」の破壊
松本重延■批評 「働き方改革」と長時間労働
平地一郎■書評 『日本経済の≪悪い均衡≫の正体』

2017年5月1日月曜日

『社会主義』2017年5月号目次

一冊600円。紀伊國屋書店新宿本店、大阪・清風堂書店で販売中。社会主義協会でも取り扱っています。
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善明建一■九条改憲阻止に向けた統一戦線運動の強化を
  特集 日本国憲法施行70年ーその意義を問う
澤野義一■日本国憲法の制定背景と特質および先進性
大槻重信■日本国憲法と日米安保体制
飯島滋明■安倍自公政権の治安体制づくりに抗して
下道直紀■沖縄の「本土並み」返還未だ実現せず
福山真劫■総がかりを超える総がかり運動を
猿田佐世■「自発的対米従属」
高久明雄■「教育勅語」の復活を考える
寺沢良二■普通選挙権を破壊する議会改革の現状
脇本茂紀■地方創生をどう見るか
加納克己■中山間地域の「貧困」を考える(二)
伊藤修■金融緩和がだめなら「シムズ理論」?
酒井康弘■批評 世界的に噴出する不満と抗議
        右翼に負けず左派こそが組織化を,

2017年4月1日土曜日

『社会主義』2017年4月号目次

一冊600円。紀伊國屋書店新宿本店、大阪・清風堂書店で販売中。社会主義協会でも取り扱っています。
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又市征治■政治情勢の特徴と今後の課題

 

        特集 疲弊する地方の現実と改革課題

上野道治■2017年度地方財政計画を考察する

森信夫■地方経済の疲弊に抗する改革課題と闘い

瀬戸真一郎■安倍政権の17年度医療・介護改革を切る

山田あつし■国保の都道府県単位化は生存権を脅かす

鈴木靖■法改正と公務非正規労働者の処遇改善

 

敷根春美■長崎県内の雇用と労働運動の現状

加納克己■中山間地域の「貧困」を考える(1)

北川鑑一■共謀罪の問題点を考える

中村元気■批評 安倍首相の教育観と究極目標を問う

角田政志■「3・18」福島からの訴え

宇野義蔵■現代とポピュリズム

2017年3月1日水曜日

『社会主義』2017年3月号目次

一冊600円。紀伊國屋書店新宿本店、大阪・清風堂書店で販売中。社会主義協会でも取り扱っています。
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横田昌三■第193通常国会をめぐる情勢と課題
特集 原発の廃止に向けて
飯田哲也■安倍政権のエネルギー政策と原発
共同執筆■福島の現状と課題
震災から6年/放射性廃棄物処理/健康問題/自治体労働者/原発労働者
長岡平和センター■東京電力柏崎・刈羽原発再稼働の行方
山崎博■川内原発反対運動の現状と課題
岸田清実■脱原発県議の会と放射性廃棄物の現状
笹田隆志■核燃サイクルをめぐる情勢と闘い
足立康次■福島第一原発事故で儲けたのは誰か
■76■追悼 杉田憲道代表
  お別れの言葉(立松潔・野田邦治・小島恒久)
伊藤修■金融超緩和政策QQEの現況と今後
大谷竹人■自治体における能力実績主義賃金
河島正典■批評 田舎の交通事情から考える

2017年2月1日水曜日

『社会主義』2017年2月号目次

一冊600円。紀伊國屋書店新宿本店、大阪・清風堂書店で販売中。社会主義協会でも取り扱っています。
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『社会主義』2017年2月号目次

巻頭言 吉田進■来る解散総選挙にむけて

特集 4年連続ベア獲得をめざす17春闘
須藤真介■連合2017春季生活闘争方針の検討
佐古正明■私鉄総連17春闘方針(案)を考える
大山孝義■春闘を自らの課題として取り組むために
鈴木朗■地方から「格差是正・底上げ」17春闘を闘う
原田和明■地域共闘強化で連合方針の実現を

田中信孝■政策破綻をとり繕う連続大規模予算
近藤和樹■青年労働者の現状と闘いの課題を考える
中村ひろ子■女性の立場から春闘要求に載せたい課題
武藤聡■同一労働同一賃金の原則
菅谷毅■鹿嶋市における嘱託職員組織化の取り組み
田村英夫■批評 貧困と格差拡大が「経済的徴兵制」の基盤に
瀬戸宏■書評 『革新自治体』 革新自治体の記憶とその教訓をさぐる

2017年1月29日日曜日

杉田憲道社会主義協会代表急逝

社会主義協会代表、熊本学園大学教授の杉田憲道さんが1月24日急逝されました。24日夜大学研究室で倒れているところを発見されたとのことです。享年67歳。

杉田さんは、大学での専門は会計学で、社会主義理論研究の分野でも社会主義会計論争やソ連崩壊後の社会主義理論探索に成果をあげていました。社会主義協会では、長く理論部会常任幹事、九州支局代表、全国運営委員などを務め、2014年からは全国代表の任にありました。社会主義協会では杉田さんを中心にして資本論150年・ロシア革命100年を記念する論文集の刊行準備を進めているところでした。杉田さんのご逝去は社会主義理論研究にとって大きな打撃です。

杉田さんのご葬儀は、28日(通夜は27日夜)熊本市内にてしめやかに行なわれました。社会主義協会からは、通夜に小笠原福司事務局長、告別式に善明建一顧問(前事務局長)ほかが参列しました。杉田憲道さんのご冥福を心よりお祈りいたします。

追記
今後、社会主義協会としての偲ぶ会が開催される予定です。決まり次第お知らせいたします。



2017年1月1日日曜日

『社会主義』2017年1月号目次

一冊600円。紀伊國屋書店新宿本店、大阪・清風堂書店で販売中。社会主義協会でも取り扱っています。
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『社会主義』2017年1月号目次
杉田憲道■150年と100年の歴史との対話を深めよう
 特集 世界と日本の経済・政治・労働
北村巌■長期停滞が続く世界経済情勢
山崎耕一郎■超大国のない世界政治の時代へ
村本成一郎■混迷する情勢下における欧州労働運動
立松潔■停滞する日本の景気と国民生活
田山英次■東北の乱から政治を考える
足立康次■労働者状態の特徴と運動課題
=2017年を迎えて=
野党共闘を前進させ安倍強権政治からの転換を
吉田忠智(社民党)/神津里季生(連合)/福山真劫(平和フォーラム)/川本淳(自治労)/坂口智彦(国労)/高橋広子(I女性会議)/小川研(労大)/近藤和樹(社青同)
中島修■批評「格差と貧困」で思うこと