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日本の医療制度の問題点を考える 【講演】茶谷滋氏: 莞医療介護研究所・所長 【コメント】鹿倉泰祐氏:東京福祉・まちづくりネット代表理事 【質疑・議論】 日時:8月28日(土)14:00~17:00 場所: ZOOMでのオンライン研究会+東京会場 ※感染状況にもよりますが、基本はZOOMのオンラインにて行います。直接会場に来られる方は、前もってお知らせください。 |
昨年初頭から世界中を震撼させているコロナ・パンデミックは、未だに収まっていない。ワクチンの開発で一部地域では感染爆発は抑えられているかに見えるが、変異型ウイルスの登場など、決して予断を許さない状況にある。
日本では、感染症専門家の警鐘そして7月以降の東京の緊急事態宣言にもかかわらず、オリンピック・パラリンピックを強行し、人々の命と暮しをないがしろにする政治が続いている。国民に自粛・休業要請するなら補償せよ、そして政府がその無策・愚策を自粛せよとの声が渦巻いている。
日本のコロナ禍は、社会保障の面では、医療崩壊の危機がたえず言われたように、医療・公衆衛生制度の脆弱性を顕在化させ、また労働の面では、そのしわ寄せが非正規雇用に集中したように、これまでの雇用制度の矛盾を誰の目にも明らかにしている。
ポストコロナ時代に向けた闘いは、そうした日本社会のあり方を根本的に転換する展望を持つ必要がある。昨年の夏季研究集会は、そのうち雇用制度を取り上げた。今年は、日本の医療制度の問題点を考えたい。
現代社会問題研究会
佐賀大学経済学部 平地一郎研究室気付
(連絡先)電話090(2086)2573 メールアドレスhirachi@cc.saga-u.ac.jp
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