社青同(日本社会主義青年同盟)結成60周年記念レセプションが2022年9月3日午後6時から日本青年館で開催されました。社青同の結成は1960年ですから本来なら2020年に開催される筈ですが、コロナ禍で2回にわたって延期され、本日の開催となりました。まだ終息していないコロナ禍のため、規模をかなり縮小したとのことですが、それでも会場は126名の参加でほぼ満席になりました。
近藤和樹社青同委員長の主催者あいさつから始まり、社会民主党、新社会党、日本教職員組合各代表、吉川元衆議院議員より祝辞がありました。
次に、西風勲初代委員長よりメッセージが寄せられました。西風勲氏は以前ここでも報告しましたが、現在95歳ですがご健在です。しかしご高齢のこともあり、ご親族が代読しました。
西風勲氏の挨拶は短いものですが参加者に好評だったようです。本ページの末尾に全文紹介します。
このあと、中川博司元社青同委員長(現、長野県会議員、社民党)の発声で全員乾杯しました。乾杯の際には、当日参加の大瀬、吉田元委員長も壇上にあがりました。このほか、I女性会議、朝青同、韓青同、日青協、部落解放同盟、全林野、国労、全日建運輸連帯労組、全労協からあいさつがありました。また日本航空被解雇者労働組合から闘争報告がありました。
最後に、新岡裕太社青同副委員長の感謝のことば、新田康博社青同中央委員の発声で団結ガンバローを参加者全員でおこない、終了しました。
レセプションは短い時間でしたが、社青同が現在も健在であることを示すことができ、有意義なものになりました。現在でも意図的にか社青同はテロ集団というデマをネットで流すものがいますが、それに対する反撃にもなると思います。
*9月8日、『青年の声』結成60周年レセプション報告号外に基づき、加筆。
西風勲初代委員長のメッセージは以下の通りです。
社青同結成六〇周年記念レセプションへのメッセージ
西風勲(社青同初代委員長、元衆議院議員)
六〇年安保、三池など歴史的闘争の中から生まれた日本社会主義青年同盟が六十年を迎えること、心からお祝い申し上げます。しかも日本の官民青年運動の出発点である日本青年館で行われることは意義深いものがあると言えます。
実は社青同がまだ存在していることを、うかつにも最近まで知りませんでした。社青同初代委員長として感慨深いものがあります。
かつては社青同の中でも卒業後も、ずいぶんケンカをしました。当時は対立を当然と思っていましたが、今思うとそんなに違っていなかったし、対立する必要もなかったのでは、と思います。
統一教会問題など岸田内閣の腐敗とロシアのウクライナ侵略、アメリカ・中国による台湾緊張など人類危機の時代を突破する新しい力がより強い力として大いに戦闘力を発揮することを祈念し、お祝いのあいさつといたします。
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